踊るまゆげ

まゆげの生活は踊る日記

日記|1/15〜1/21

1/15(月)

昨日納車された車を恐る恐る運転して4歳児を保育園に無事送り届けることに成功。最近の車はすごい。ハイテク。なんかいろいろしゃべる。

悲しいニュース(私に影響はないもの)ですこし心が落ち込んでいたけど、0歳児が昼寝しているすきに野菜を切りながらYouTubeで本棚紹介動画を聞いていたら浮上できた。とうふさん、優しく明るい声で本の感想を話してくれてありがとう。


www.youtube.com

保育園お迎えの帰りに寄り道。4歳児の水筒を買った。電車が描いてあるやつ。1か月前、Amazonサーモスのピンク色の水筒を「これがいい!」と選んで買った4歳児。1週間後、「保育園でみんなに女の子みたいって言われるから別の水筒が欲しい」と言ってきたときは、女の子らしさ・男の子らしさとは……好みとは……とモヤった私ですが、まあ、平日毎日登園する本人が変えたいって言ってるんだから変えればいいか!お気に入りを持ってると気分が上がるし!と思い直し買い替えました。大学で社会学をかじった身としては「〇〇らしさ」に縛られすぎず伸び伸び生きてくれと願ってるけど、4歳児には4歳児の生活環境があり、それを保護者がとやかく言うのもなあ……いやでもしかし……と考えてはめんどくさくなり4歳児の意向に従う、そんな日々を送っています。ちなみに「女の子みたい」と言われた水筒はこれ↓

 

そうそう、米澤穂信さんの「可燃物」を読みはじめた。主人公の葛(かつら)は群馬県警の警部補。舞台は群馬の連作短編小説ときたら群馬関係者は読むしかないよね。いま3編目。葛警部補の集中力バリバリな仕事ぶりが読んでいて気持ちいい。しかし事件が起こる地名が身近にありすぎて、フィクションなのに「この事件は被害者がいるのに私はこのストーリーを楽しみすぎてる…ごめん…」と思っちゃうことも。とはいえ、残りの短編を読むのめちゃ楽しみです。

 

 

1/16(火)

「可燃物」読了。たのしかった〜!群馬の山のほう(水上あたり)から平地(太田伊勢崎前橋あたり)まで、各所が事件の舞台になってた。その土地ごとの空気感がリアルに伝わってきて、なんで作者の米澤穂信さんはこんなに群馬の気候のことがわかるの?長期滞在したの?と不思議だった。それにしても警察ミステリ、観光振興にはあまり向かない内容。「ここがファミレス立てこもり事件のあった伊勢崎か〜!」「ゴミ捨て場連続放火事件が発生した太田に行きたい!」って普通ならないよなあ。食べものも群馬名産品なんて出てこない。出てくるのは主人公の葛警部補がエネルギー補給のために一瞬で摂取する菓子パンとカフェオレのみ(たまに緑茶も)。菓子パン=焼きまんじゅうガトーフェスタハラダのラスク…ってことはないだろうからなあ。観光振興に向かないとしても、面白いものは面白い。新聞で事件の内容が書かれた記事を目にしたらその内容に引き込まれて夢中で読み込んじゃった……みたいなたのしさでした。おすすめ!

 

 

1/17(水)

人生初、ネイルサロンに行ってきた。目的はネイルケア。数日前に0歳児のガラスの爪やすりでなんとなく自分の爪の表面を磨いてみたらツルツルになって触ってると気持ちよかったので、プロにすべての手の指をツルツルにして欲しい!甘皮の処理とやらもして欲しい!と思い、行ってきました。結果、手の爪がピカピカツルツルになり大満足。指先に輝く鉱石があるような幸福感があってとてもいい。今度の母の日に近所のネイルサロンのネイルケアチケットを母にプレゼントするのもいいかもと思った。f:id:mayuges:20240121235619j:image

ネイルサロンはショッピングモールに入っていたものを利用。ネイルケアをしてもらっている1時間、0歳児はショッピングモール内にある託児所(1時間1,100円)に預かってもらった。買い物をしてるときに預かってもらえるのは試着とかしたいとき便利だな〜今後も使ってみようかな〜と思ってたけど、迎えに行ったら0歳児と他にいた1歳くらいの子たちがみんな号泣していたので申し訳ない気分になってしまった。0歳児はまだ人見知りしないので誰がお世話をしても結構平気なんだけど、今回の託児所では3人の子どもを1人の職員さんがお世話をしていたから色々難しかったのかな。ファミリーサポートやベビーシッターさんに1対1でお世話してもらえれば大丈夫なのかな。しかし週末になれば夫に子どもを見ていてもらえる立場だと、ネイルサロンや買い物を理由にわざわざ平日ファミサポやベビーシッターさんに依頼する必要はあまりないような気もするし。まあ結局、約半年後には私と夫の育休が終わって0歳児も保育園に通い始めるから、保育士さん1人に対し複数の赤ちゃんという構図にはなるんですけどね。

ショッピングモールの1階でバレンタインチョコ売り場を発見。4歳児用にトミカの立体チョコを3つ買った。トミカ大好き4歳児、これは絶対喜んでもらえる自信がある。f:id:mayuges:20240121235637j:image

 

1/18(木)

0歳児、だいぶ首が座ってきた。たまに0歳児をコロンと転がしてうつ伏せ遊び?をすると、ほぼ床と垂直に首を持ち上げてたのしそうにパタパタしている。日々成長。

夕食は昨日から仕込んでいたおでん。実家のおでんを参考に、ヒガシマルうどんスープを使用。前日に仕込んでおいたのは、大根、こんにゃく、厚揚げ、ゆで卵、白滝、じゃがいも。今日食べる前に練り物系ともち巾着を投入。ご飯は3合分を全部ゆかりごはんおにぎりにした。おでん、前日の仕込みはちょっと手間だけど、当日はほぼあっためるだけで食べられるからラクでいい。そして美味しい。おでんもおにぎりも残ったので、明日の夕ご飯もおでんとおにぎり、プラスして冷凍の唐揚げをチンしようと思います。ラク〜。f:id:mayuges:20240121235655j:image

 

1/19(金)

ファミサポ事前面談に行ってきた。今月後半に4歳児の通院の関係でどうしても0歳児を見ているのが難しい日があるので、はじめてファミサポを利用させてもらうことにした。車で1時間のところに実家があり今まで数回私の母に0歳児を頼んでたけど、毎回私の母ばかりに頼るのもモヤッとするので外注させてもらうことにした。

ファミサポ利用登録は4歳児が生まれた後の育休中にやってたけど、今まではどうにかなってたので使ったことがなかった。少し緊張しながらファミサポ事務局にTEL。利用したい旨を伝えると、「わかりました。お任せできるかたが見つかったら折り返し連絡しますね〜」とのこと。約10分後に「見つかりました。〇〇町のWさんです。Wさんに電話で連絡してください」とTELあり。早い!

WさんにTELすると「大丈夫ですよ。事前面談が必要なのでこちらに来られる都合のいい日にちを教えてください。1/19ですか。お待ちしております」とサクサク話が進み、本日、4歳児を保育園に送ってからそのままWさんの家に行ってきました。

Wさんはこの地域のファミサポのサブリーダーをされており経験豊富、安心してくださいと事前に事務局のかたから教えてもらっていたとおり、安心感のかたまりみたいな人だった。ファミサポの他に地域の医師会でも託児サービスを構築?検討?しているらしく、病院の医師のお子さんとかも結構来ているらしい。医師って絶対ハードワークだから、こういうサービスきっと必要だよね。当日はどうぞよろしくお願いします。

慣れないことしてがんばったので、帰りにスタバでオペラフラペチーノを買って飲んだ。甘くて美味しかった。チョコレートケーキを食べたくなった。f:id:mayuges:20240121235727j:image

 

1/20(土)

トヨタのお店で陶芸体験をした。先週末に車を買い替えたとき、買ったのはSUBARU車だけど前の車をTOYOTAで売ったのだ。TOYOTAのほうが買取額の見積もりが高かったから。その時に夫が「次の週末にお皿を作るイベントがあるんですが、ご家族でいかがですか?」と誘われたらしい。

紙のお皿にペンで車の絵でも描くのかな?とまったく期待せずに行ったら、地域の陶芸家のかたが来ており、がっつり粘土からお皿を作らせてくれた。お皿作りの前に高崎名物「微笑庵のちご餅(並ばないと買えない薄皮のいちご大福)」を食べさせてもらい、セグウェイに試乗した。帰りがけに子どもはおもちゃをもらい、お土産に群馬県川場村名物の山賊焼(ハムやソーセージの詰め合わせ)と干し芋をいただいた。乗ってきた車はいつのまにか洗車されてピカピカになっていた。なんのセールスもされず、アンケートも書かされず、写真も撮られなかった。

www.kawaba-meet.jp

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あれ?私たちはTOYOTAの上得意だったっけ?15年ものの中古SUBARU車を18万円で買い取ってもらっただけだよね?先週SUBARU車を買ったからしばらく車を買う予定もないよね?と夫とホクホクしつつ帰宅。私たちを含め5グループいた人々はTOYOTAになにか貢献したのだろうか。円安の恩恵を受けまくったTOYOTAが「ミンナノエガオガミタイカラ…」と、ほぼ見ず知らずの私たちに謎の好待遇をしてくれたのだろうか。真相は闇の中……。f:id:mayuges:20240121235800j:image
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午後、チョコ大好きな4歳児が「憧れのショコラティエ」という知育菓子?(知育とは?)でチョコをデコレーションして食べていた。いろんなお菓子があってたのしいね。しかし4歳児、お菓子食べすぎだ。保護者としてもう少しなんとかせねばと思っている。思っては…いる……。f:id:mayuges:20240121235952j:image

 

1/21(日)

大学時代からの友人Nが東京から来てくれた。自転車(シクロクロスという坂とか泥道や砂浜とか走るやつ)の大会出場ついでに。1年ぶりに対面で会って話せて楽しかった!同時に4歳児が39度台の発熱。若干気もそぞろになり、友人Nの写真を撮るのを忘れた。なにやら美味しい最中を買ってきてくれたので、その写真を撮ってInstagramの友人たちだけが見られるストーリーに載せて「Nが群馬に来てくれたよ〜!」と自慢しようとしたけど、「お前らも群馬に来るときはうまいもん持ってこいよ〜!」と理解されたら来てもらえなくなってしまいそうだと思い写真を載せなかった。f:id:mayuges:20240122000009j:image

Nが来ているあいだは高熱でぼんやりしてとなりの部屋の布団の上でゴロゴロしていた4歳児。Nが帰った後しばらくしたら熱が下がってきておもちゃで遊んでいた。早く元気になりますように。ゆっくり寝て、少し元気になったら栄養をたっぷりとろうね。

ところで、英語圏の日本文学好きたちの最近のホットトピックは何か知っていますか?そうです、柚木麻子さんの「BUTTER」英語版が2024.2.29に発売されることですね。

主語が大きすぎるかもしれないけど、英語圏の海外文学好きたちのジェンダーetcに対する問題意識は日本で暮らす人々の平均的なものより強いと思う。そんな人々に「ストーリーは面白いけど女性の描き方がちょっと表面的では…」みたいなノイズがありすぎる作品はあまり受けないんじゃないか。それをクリアするのは女性作家の作品が多いというのは、まあ、自然な流れですよね。

韓国語、ドイツ語、スペイン語、フランス語ではすでに発売されている「BUTTER」。英語圏にもたくさん広がっていきますように!